› まかないの日々。 › 2010年10月19日

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2010年10月19日

☆2cmの段差☆

昨日は 患者さまに同行して

自宅へのお弁当の配達の相談に近くの

お料理屋さんまで 歩いて出かけた。

通り沿いにあるため、車が危ないからと手をひいて歩いていたけれど、

お店の前まできて 

ちょっと、待ってて下さいねと 手を離して 先にお店へ入ろうとした私の後ろで

ぎゃぁ~icon59

すごい 声で振り返ると 患者さまが倒れてしまっていたっface08

2cmの段差に気づかず、私の後をついてこようとして つまづいたのだ。

右肩側から コンクリートの地面に向かってそのまま倒れこんだ。

右肩側は以前から痛めていて痛かったところだ。

痛いっと うずくまる・・。

お店に方の手も借りて 二人で抱きかかえ、

立つことは出来た。


数メートル先の整形外科まで 歩く・・・?

歩ける?・・

うん。

歩ける、歩ける・・。

あんた、ごめんねぇ~ 薬局に帰らんといかんとに。


ゆっくり、かかけあげながら、歩いて、整形外科までたどり着いた。

整形外科のスタッフの方にお願いをして 診療が終わったら連絡していただくよう

お願いし、一旦、薬局へ戻る。


1時間後 連絡があり、見事に脱臼しておられたとのことicon101

骨折でなくてよかった・・・と少しほっとする。


身の回りの事が出来ないから、とりあえず、入院の手はずを整えてくれるということ。


彼女の遠く離れた家族や ケアマネージャーさんに連絡を取り、

仕事終了後、入院先の病棟へと足を運んだicon16


元気な顔で 病室のベットにちょこんとすわって

あんた、ごめんねぇ~と

声をかけてくださった 患者さま。


いやぁ~ん 大丈夫icon60

ごめんは こっちだ。

2cmの段差に気づいて、配慮してあげれなかった

自分が悔やまれる。


思った以上に 足はあがっていない。

老人にとって 外には危険がいっぱいなのだ。


母を介護する気持ちで

左手で不器用になる食事を介助して

おしゃべりしながら 面会時間ぎりぎりまで

そばにいた。



また きてね。


遠く離れた家族よりも

近くにいるケアマネージャーさんは頼りになり

入院の仕度も全部してくださった。


二人でありがたいねぇ~と 感激しながら

またねっと 別れた。


2cmの段差。

こんなものが障害になる。



すべてのところが バリアフリーには出来ないだろうけれど、

不自由に感じている方にとって

まだまだ 改善されるべきところは あるんだと

今更ながら感じる。


私たちも いつか老い、

足が上がらないときがくる。


倒れたとき、周りに手をさしのべてくれる人はいるだろうか。



  






Posted by まかない☆ at 09:04Comments(10)スカッフまかないブログ