› まかないの日々。 › 2011年01月03日

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2011年01月03日

☆萩城跡を眺めて一服☆

実家の山口へ戻り、

皆で久しぶりに萩散策にくりだしましたicon16icon16icon16icon16

萩城跡に立って、今はのどかな光景を眺めてみるicon10

ここは 城壁しか残っていないけれど

それでも このきれいな城壁、風情がありますicon12icon97





これを眺めながら 皆で一服icon65


近くにある茶屋で 素敵な女性がたった一人で萩焼きで

お茶をたてて振舞ってくださっています。

もちろん 萩焼の販売もされています。


萩焼、ご存知でしょうかicon60

九州にも素敵な焼き物がたくさんですが、

山口生まれの私にはやはり萩焼きは本当に手になじんだ感じの焼き物ですicon10


素敵な女性の口上を伺いながら、てきぱきと

お茶はたてられ、なんだか

私たちまで 凛とした気分icon10




こちらは 手びねり。轆轤は使わずに作る製法。

本窯で焼かないとこの模様は出ませんicon10




こちらは 姫萩

使い込んでこその萩焼。

茶渋が 器に入り込んで、模様になってきますicon10




こちらは 鬼(紅)萩


そして、



こちらは 青萩


萩焼の起源は、400年前、豊臣秀吉とともに朝鮮半島に渡った毛利輝元が、

現地の陶工李勺光(りしゃっこう)、李敬(りけい)の兄弟を伴って帰国したことに遡ります。

陶工たちは、毛利氏が萩に城を移した時も同行し、

李勺光は萩で御用品を焼く窯を開くことを許されました。

この窯が萩焼のはじまりとなりました。

李勺光の死後は、李敬が窯を継ぎ、藩主から「坂高麗左衛門」の名を受け、

その名は現在まで受け継がれています。

萩焼の大きな特徴は、焼き上がりの土の柔らかさとその吸水性にあります。

高火度で比較的短時間で焼成し土味を残すため、

商品の感触が柔らかく、土があまり焼しまっていないので軽く、保温性を持っています。

さらに吸水性があるため、長年使っていくうちに茶や酒が浸透して茶碗の色彩が変り、

茶人の間では「茶馴れ」といって珍重されています。

また、形・装飾に素朴さがあり、絵付けはほとんどなく、

土の配合・釉薬(うわぐすり)のかけ具合、へらや刷毛目による表情が愉しめるのも特徴のひとつです。icon91



そして 最後にicon10




あまりに素敵な女性だったので

お店の店主とぱちりっicon207

一期一会に感謝申し上げますicon12icon97

と にこやかに笑って 88歳になられる

凛とした女性icon10

これ、今年の目標icon59

一期一会を大切に いつも背筋をのばして

燐とした40代で行こう~icon09


  






Posted by まかない☆ at 08:08Comments(21)スカッフまかないブログ