› まかないの日々。 › 2010年07月22日

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2010年07月22日

☆熱中症☆

連日の猛暑icon01で、

熱中症で亡くなられる方が いらっしゃるなど

かなしいニュースが 後をたちません。

梅雨明けで夏休みに入った途端、

毎年、水の事故も増えますね。


これから夏本番の行楽シーズンicon59

楽しい夏を過ごすためには

私たちも 少し、注意が必要なようです。


では 少し、熱中症についてのお話です。


icon197熱中症とは?

 脳血流が減少してめまいなどが起こる

                ・・ 熱失神

 脱水症状で脱力感や頭痛などが起きる

                ・・ 熱疲労
  塩分の不足で筋肉が痛む

                ・・ 熱けいれん

  体温が40℃を超え意識障害を起こす

                ・・ 熱射病


  に 分類されます。

  そして、その重症度は ↓


Ⅰ度icon197


     めまい・失神

     (「立ちくらみ」という状態で、脳への血流が瞬間的に不十分になったことを示し、

     “熱失神”と呼ぶこともあります。)

     筋肉痛・筋肉の硬直

     (筋肉の「こむら返り」のことで、その部分の痛みを伴います。

     発汗に伴う塩分(ナトリウム等)の欠乏により生じます。

     これを“熱痙攣”と呼ぶこともあります。)

     大量の発汗

Ⅱ度icon197icon197


     頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感
    
     (体がぐったりする、力が入らないなどがあり、従来から“熱疲労”と

      いわれていた状態です。)


Ⅲ度icon197icon197icon197


     意識障害・痙攣・手足の運動障害

     (呼びかけや刺激への反応がおかしい、体がガクガクと引きつけがある、

      真直ぐに走れない・歩けないなど。)


     高体温

     (体に触ると熱いという感触があります。従来から“熱射病”や

     “重度の日射病”と言われていたものが これに相当します。)


それでは・・・

私たちが 注意できることはなんでしょうか?


(1)作業時間の短縮等

  ・作業・遊びの休止時間及び休憩時間を確保し、

   高温多湿作業場所の作業・遊びを連続して行う時間を短縮すること。

  ・身体作業強度(代謝率レベル)が高い作業を避けること。

  ・作業場所・遊ぶ場所を変更すること



(2)熱への順化

  ○ 計画的に、熱への順化期間を設けることが望ましいところです。

  慣れないのに、急に外での作業時間や遊ぶ時間を長時間とらないこと。

  少しずつ、体を慣らしていくことが大事です。

(3)水分及び塩分の摂取

  ○ 自覚症状の有無にかかわらない水分及び塩分の作業前後・遊ぶ前後、

    作業中・遊び中の定期的な摂取を指導してください。

    外での、作業をなさる方は 摂取を確認する表の作成、

    作業中の巡視における確認などにより、

    定期的な水分及び塩分の摂取の徹底を図ってください。

   

   少なくとも、0.1~0.2%の食塩水又は

   ナトリウム40~80mg/100mℓのスポーツドリンク又は経口補水液等を、

   20~30分ごとにカップ1~2杯程度することが望ましいところです。
  
   注意!!身体作業強度等に応じて必要な摂取量等は異なります。

(4)服装等

   ○ 熱を吸収し、又は保熱しやすい服装は避け、

     透湿性及び通気性の良い服装を着用させてください。

   ○ 直射日光下では通気性の良い帽子等を着用させてください。

(5)作業中の巡視

   ○ 定期的な水分及び塩分の摂取に係る確認を行うとともに、

     健康状態を確認し、熱中症を 疑わせる兆候が表れた場合において

     速やかな作業の中断その他必要な措置を講ずること等を目的に、

     高温多湿作業場所の作業中は巡視を頻繁に行ってください。


でも、実際に このような 熱中症を

疑う状態になったら・・・

    まずは 意識確認します。

    意識があれば、

    涼しい環境へ避難させ、

    脱衣・冷却します。脇・頭・ももの付け根など 冷やしてください。

    水分摂取させます。

    自ら摂取できなければ、 医療機関へ受診してください。



    意識確認できなければ・・・・(Ⅲ度の状態)

      意識がない

      呼びかけに応じない

      返事がおかしい
  
      全身が痛いなど
 

      すぐに、救急隊要請が必要です!!
 
     
      要請した後は、救急隊の到着までは

      上記と同じ手順で 応急処置してください。


また、

熱中症をおこしやしい疾患の方がいらっしゃいますので、

その配慮・注意はあらかじめ必要です。


  熱中症の発症に影響を与えるおそれがある疾患には    

  糖尿病、高血圧症、心疾患、腎不全、精神・神経関係の疾患、

  広範囲の皮膚疾患などがあります。


  また、おこさん、年配の方などにも 配慮が必要となります。


ながながと おつきあい・・ありがとうございます。

  

  

    by 宗家 源 吉兆庵

    






Posted by まかない☆ at 12:00Comments(12)スカッフまかないブログ